第4回 平佑子少年探偵団
皆様ごきげんよう
山手朗読倶楽部でございます。
江戸川乱歩原作「少年探偵団」その第4回をお送りします。
読み手は山手朗読倶楽部会員 平佑子さんです。
平佑子さんのコメント
最近、さる作家が、江戸川乱歩と谷崎潤一郎の作品には、現代に通用する〈耽美〉〈退廃〉〈エロス〉の香が強く漂う、と仰っていましたが、その通りだと思います。
「少年探偵団」は、子供向けの健全な作品として、乱歩は著したに違いないのですが、それでも尚かつ前述の要素がにじみ出ていて、今の大人が読んでも魅惑的です。
旧き良き東京に展開する妖しくも心踊る乱歩ワールドを、どうぞご堪能下さいませ。