第４回 岡田綾子人間失格
皆様ごきげんよう
山手朗読倶楽部でございます。
太宰治原作「人間失格」その第４回をお送りします。
読み手は山手朗読倶楽部会員 岡田綾子さんです。
岡田綾子さんのコメント
なんて正直すぎるのだろう？
それが、大人になった今、読み返して思った感想でした。
誰しも内心に我慢や偽りながら、いつの間にかそれが当たり前になって今の自分がある気がします。
偶然にも、この人間失格の朗読が決まる前、太宰治の生家であった斜陽館を訪れていました。
想像以上に大きなお屋敷で、当時の近隣からも特別な存在だったものと思われ、主人公と太宰治の人格形成の基を垣間見たような気がしました。