第6回 千葉涼司

第6回 千葉涼司人間失格

皆様ごきげんよう

山手朗読倶楽部でございます。

太宰治原作「人間失格」その第6回をお送りします。

読み手は山手朗読倶楽部会員 千葉涼司さんです。

 

千葉涼司さんのコメント

 

「お前は、きっと、女に惚れられるよ。・・・これは、おそらく、あの竹一も意識しなかったほどの、おそろしい悪魔の予言のようなものだったという事を、自分は後年に至って思い知りました。」

私は、人間失格の中のこの部分が言葉の真実を語っていると思います。

葉蔵はこの予言に拘りすぎたのかもしれません。

「良き言の葉は良きものを招き、悪き言の葉は災いを招く」という言霊思想。

日常生活を良き言の葉で満たしたいものです。